こんにちは。

最近の話をします。

ここ5日間ぐらい毎日クイーンの「オペラ座の夜」を聴いている。
131029_1152~01











叔父からもらったレコード。
昔はDVD付のCDを持っていたのだが、今はどこにあるのか。おそらく弟が持っているのだろう。
その昔聴き狂ったアルバムだが、もう5年近くクイーンの音楽とは疎遠になってしまっていた。
このレコードには訳詞を載せた歌詞カードがはいっていなくて、それだけが少し残念だ。訳詞を読みながらその音楽を聴くのも僕は大好きだからね。

それにしても一曲一曲が神がかっている。始まりの「デス・オン・トゥーレッグス」のイントロはやはりぞくぞくさせられる。
「うつろな日曜日」なんかは、黙っていても心が勝手に歌いだす。
かっこいいとはこういうことだと言わんばかりの「スイート・レイディ」。
「グッド・カンパニー」の最後のギターは一体どうなってるんだ?
そして「ボヘミアン・ラプソディ」は永遠だ。

10代のころビートルズを聴き狂い、さぁ次は何を聴くかとなった時にクイーンがそこにいた。
それから、しばらくの間頭の中では黄金の70年代ロックが鳴り響いていた。
ブライアン・メイのようなギターを弾きながら、フレディ・マーキュリーのように歌えたらなどと、今思えば夢みたいなこと考えていた。
思えば、灰色の10代、満たされることのない僕の心を少しの間でも元気づけ、夢を見させてくれたのは彼らの音楽だったのかもしれない。もちろんそれを確かめる方法なないけどね。

今回改めてこのアルバムを聴いて、一番印象に残ったのはブライアン作曲の「’39」だ。
新しい世界をめざし宇宙飛行士たちが、空へと旅立つ。地上に残された人々は彼らの伝説を語り継ぎながら、彼らの帰りを待つ。飛行士たちは新世界を見つけ、地球へ帰ってくるが、彼らが降りったったのは100年後(?)の地球。「猿の惑星」みたいだね。残していった愛すべき人々はもうそこにはいない。

そんな内容の歌だ。スタジオではブライアンが、ライブではフレディがリードボーカルを務めている。
僕はこの曲はブライアンが歌っている方が好きだ。

この曲の最後のサビの歌詞がこう歌われている。

聞こえないのかい?
君は遠い歳月の彼方に行ってしまったから
僕が君を呼ぶ声は、聞こえないのかい?
砂の上の手紙は、君の手ほどには僕を癒してくれない

なぜ今になってクイーンを聴こうと思ったかわからないけど、この曲を聴いたとき彼らが遠い歳月の彼方から「君には僕たちがいるってことを忘れないでね」と言ってくれてるような気がした。

クイーン。あなたたちの音楽は今僕の心にしっかりと届いているよ。

彼らは本気で人々を楽しませようとしたバンドだった。
僕も今の時代の人たちを本気で楽しませたいと思う。

それではライブ告知。

11月2日(土)
御殿場RINCOLO
クロキユウタ ワンマンライブ
open 19時
start 19時30分
チャージ 前売り1500円当日1800円(どちらもドリンク別)
予約はこちらへgotenbarincolo@gmail.com

またまたリンコロでワンマンやるよう。
フレディのようにはいかないだろうけど、きっと素敵な夜にしたいと思う。
東部の方もそうでない方も是非!!


それではみなさん、ごきげんよう。